稽古日誌
10月27日(金) 大畑佳子

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
飛ぶ劇場の大畑佳子と申します。

最近夕方6時になると、お洒落にライトアップしたリバーウォーク周辺をジャージ姿の集団がうろついていると思いますが、あれは私達、雨かしらメンバーです。

どんなにゆっくりでもいいから立ち止まらない・歩かない、という25分間走もおなじみのメニューと為ってまいりました。
「足腰の筋力がつくよりも先に、呼吸の方が大丈夫になってくる」と内藤さんがおっしゃったように、今日は、
「なんでだ。まだ走れそうなのになぜ、足が前へ出ないのだ」
と思ったりもしました。
ひょっとして一歩前進できる前触れでしょうか。
ランニングの後にやるその他の重要な基礎トレーニング達も、私の筋肉や脂肪や頭脳や肺をバッコンバッコン刺激して、決してラクチンではないが一種の快感のようなものがあります。
他のメンバーもきっとそうです。
トレーニング後のみんなの爽やかな顔といったらありません。

トレーニングの後は、脚本を読みました。
本日はグループに分かれて、ひとつのシーンについて各々の班でイメージしながら読み合わせました。

最後には一組ずつ前へ出てそのシーンを読みました。
「発表会みたい」と誰かが言いました。
どの組も、大切にすべき言葉(台詞)や登場人物の属性(性格)
など、同じルールの上で読んでいるのだけれど、こうも異なるものか!
ルールがあって、その上で遊ぶ、という内藤さんの言葉が、実体験として次第に分かってきます。難しいけれど、これは集中する・・・というか「熱中」します。

分からない(出来ない)ことも、分かってきます。
こうして稽古始まって初めての土日が来ます。

明日明後日は午後3時半にジャージがリバーウォーク周辺をうろつきます。
せっかく明るいのだから、福岡から来ているメンバーに、ガイドっぽいことをしながら走ってみたいものですが、そんな余裕が果たして持てるだろうか・・・・。

Posted by 田上 at 14:50

稽古日誌
10月26日(木) 平林拓也

みなさん初めまして!
演劇関係いすと校舎の平林拓也です!
今回、僕、実は最年少なんです。
みなさんが19と知った時のリアクションは様々で‥
「若いね〜」とか「本当に?」とかまじまじと僕を見つめられたり‥とか。
今回の脚本は様々な年齢層の役があるのでどんなキャスティングされるのか楽しみ
です!
と同時に一番経験が浅いということもあり、一番頑張んなければなりません!
そんなこんなで次の方へ日記をバトンターッチ!!!

Posted by 田上 at 14:49

稽古日誌
10月25日(水) 一ノ宮亜葵

こんにちは。
福岡組から、ギャングママMAXの一ノ宮亜葵です。
劇団名はママですが、未婚です。母でもありません。

福岡と北九州ってことで、今回初めてお会いする人がいっぱいなのです。
なので、まずは仲良くならなくちゃ!と思ってます。
ストレッチしたり、ちょっと身体をほぐす時間にコミュニケーション。

C4のざらめちゃん(佐藤友美さん)とお尻歩き競争したり、演出助手の鵜飼さんにヨガを教えてもらったりしながら、楽しくやってます。

だけど

身体中が筋肉痛でございます。

走ったり、腹筋したり、ブリッジしたりしてるんですけど、困った困った。
毎日、みっちり頑張って、舞台にたてる身体づくりをしなくてはならないですね。

一通り、身体を動かしたら、みんなで脚本を読みました。
「ルールを決めて、イメージしながら遊ぶ」
内藤さんの言葉にうなずきながら、最初の読みと、まったく違った印象になっていくシーンがとっても面白かったです。


稽古帰りの電車は、とってもお腹がすきます。
同じ福岡組の茜ちゃん(烏山茜さん)がバームクーヘンにはまってるって聞いて、私もスーパーで購入。
はまるほど種類はないだろうと思ったけど、けっこうあるもんですね。
とりあえず、3個購入。

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明日の稽古帰りに電車で食べるんだー。
茜ちゃんは、真ん中のヤツがお勧めって言ってました。
身体づくりから逆行してないか…ちょっと不安だけれども、腹が減っては戦はできぬ。
今日も頑張ろう!

Posted by mt_master at 18:23

稽古日誌
10月24日(火) 井田直美

稽古二日目。
体を動かしてDVDをみました。

外を走るにはちょうどいい季節だなあ。川辺であたる風があったまった体に心地よい。真夏じゃなくてホントによかった!
真っ黒になってしまうとこだ。どうもあたしの体は紫外線ととても仲がいいらしい。

そのあと室内で体を動かしながら内藤さんがその運動についてお話をしてくれる。

内藤さんの声と話し方はちょうど体にここちいい。ストンと消化されていく。体と心がむりせずに摂取できる。

そのあとDVDみて、時間になったのですぐ解散。‥うーん、いろいろ話しがしたかったなあ。軽くご飯でも食べながらとかね。
まあこれからだ。
どんな関係をつくってどんな舞台ができあがるのか‥楽しみだ!

Posted by mt_master at 11:01

稽古日誌
10月23日(月) 深川幸子

初めまして!
劇団轍WaDaChiの深川と申します。
稽古場日記しょっぱなで驚き、しかも機械操作が不馴れですが、マイペースに頑張っていきます。
よろしくお願いします!

さて、昨日23日は初顔合わせでした。
創作工房の奥に入っていくと稽古場。。。
緊張気味の私はぎこちなく内藤さんに挨拶し、挙動不振に席に着きました。
いや、この雰囲気はまじで緊張します…だって初顔合わせでこんな大人数!
しかし、見慣れた方々の姿をみつけて少し安心。

始まる前に衣装の採寸がありました。
太ったのに〜(ToT)
恥ずかしい数字連発。
さて、全員が揃うと一人ずつ紹介されました。
関係者の方々、各地域の参加劇団の方々、沢山いらっしゃいました。飲み会の席での話が、こんな形で立ち上がるとはすごい!!

本読み。
関係者の方々にぐるっと囲まれた状態での読みに、小心者の私はやっぱり緊張してました。
稽古後は、懇親会☆
いやはや、圧巻です。皆が入りまじってこれからよろしくお願いしますと酒をくみかわします。
これからの稽古、期待に胸が弾みます!
私しばらくおやすみ頂きますが、次来るのが楽しみです。

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Posted by mt_master at 18:18

福北演劇ネットワーク公演「雨かしら」について
企画概要

第14回北九州演劇祭の市民参加公演として、福北演劇ネットワーク公演を行います。春に福岡市で開催された、見本市形式の演劇フェスティバルと連動した実行体制をとり、北九州市・福岡市・行橋市の劇団と、オーディションで選ばれた市民による合同公演となります。地元の表現者同士の交流、市民との出会いを通じ、更なる北九州演劇界のパワーアップのきっかけ作りを目指します。
演出には、現代演劇の基礎を土台とした作品・演出には定評があり、関西演劇界を牽引する、南河内万歳一座座長・内藤裕敬を迎えます。

                              
「雨かしら」は、1998年、木野花=演出で、戸川純・池田成志・円城寺あや・河野洋一郎・明楽哲典の5名の出演で、東京のスペースゼロで初演されました。さらに2001年、台本を大幅に加筆し、内藤裕敬演出で兵庫県のピッコロ劇団によって上演。両公演ともに大好評を得ました。
当然ながら、内藤裕敬の疾走感と叙情性を併せ持つ世界観を存分に楽しめる一方で、自身の劇団である南河内万歳一座での作品とは違う面をみせる本作。内藤ファンにとって興味深い体験のできる作品であることに間違いありません。

Posted by mt_master at 12:10

福北演劇ネットワーク公演「雨かしら」について
作・演出プロフィール

内藤裕敬(ないとう・ひろのり)    
南河内万歳一座・座長、俳優。
第2回公演以降、全作品の作・演出を手がける。87年、『唇に聴いてみる』で第2回テアトロ・インキャビン戯曲賞を受賞。その現代演劇の基礎を土台とした作品・演出には定評があり、近年、劇団公演以外の場で、作・演出を手がけることも多い。05年秋には、唐十郎氏が自身の小説を戯曲化した「調教師」(椎名桔平、木野花ら出演)の演出を引き受け、改めて日本演劇界の注目を集めている。北九州芸術劇場では、03年「大砲の家」(作:泊篤志)の演出を手掛け、北九州に滞在して九州の役者とともに作品創作に取り組んだ。また、劇場オープン前から俳優向けのワークショップなども行い、九州の若い演劇人と交流する機会も増えてきている。

Posted by mt_master at 12:09

福北演劇ネットワーク公演「雨かしら」について
ストーリー

「私たち、脱出できないのかしら、ここから…。」
「奇跡の人」の上演を数日後に控えた、ある劇場の楽屋。そこに集う俳優・スタッフたち。どうやら稽古ははかどっていないらしい。いがみあう俳優たち。それをとりなそうとする演出家。役にあぶれた若手の俳優たちは、愛想ばかりで実のない制作に詰め寄っている。
一方、あるごく普通の日本の家庭。父親は仕事に忙しく、給料を家に入れるだけの存在。母と子供たちだけでわいわいと家庭は営まれている。父親の印象は薄く、その存在は果てしなく危うい。
劇の創作現場とありふれた家庭、このふたつの情景が錯綜しながら展開していく中で、やがてコミュニケーションの成立が難しい、今の日本の閉塞した人間関係が浮き彫りにされていく―

Posted by mt_master at 12:09

福北演劇ネットワーク公演「雨かしら」について
キャスト/スタッフ

■act (五十音順)                            
井田直美・一ノ宮亜葵・井中歩美・大畑佳子
加賀田浩二・烏山茜・河口玲子・小林英喜
酒瀬川真世・佐藤友美・清水裕子・谷川哲朗
葉山太司・平林拓也・深川幸子

■special act 泊篤志・大塚ムネト

■参加劇団 (五十音順)                            
藍色りすと・いすと校舎・ギャングママMAX
ギンギラ太陽‘S・グレコローマンスタイル・劇団C4
劇団夢の工場・劇団轍・飛ぶ劇場・のこされ劇場≡

■staff                             
作・演出=内藤裕敬(南河内万歳一座)
美術=渡部愛
照明=乳原一美(★)
音楽=中村明子
音響=大谷正幸(★)
衣裳=沖田都(のこされ劇場≡)
小道具=永幡桂子(藍色りすと)・土肥聖子(藍色りすと)
演出助手=鵜飼秋子(飛ぶ劇場)
舞台監督=東孝史(★)
プロダクションマネージャー=樋田浩昭(★)
協力=南河内万歳一座/OnTheRun
宣伝美術=T’sQ’S
制作=田上佐和子(★)・野林紗恵(★)/津村卓(★)
 
★…北九州芸術劇場

Posted by mt_master at 12:08

福北演劇ネットワーク公演「雨かしら」について
公演日時・チケット料金

■公演日時
 2006年12月15日(金)19:00
      12月16日(土)13:00/18:00
      12月17日(日)13:00

■会場:北九州芸術劇場 小劇場

■料金:全席自由
     前売一般2,000円
     前売学生1,500円
     (当日各300円増)
      ※未就学児はご入場頂けません。(託児有り:有料・要予約)

■チケット取扱:
 北九州芸術劇場プレイガイド(リバーウォーク北九州5階・店頭販売のみ)
 電子チケットぴあ   TEL.0570-02-9999(Pコード:368−171)
 ローソンチケット TEL.0570-084-008(Lコード:86083) 

■お問合せ先:北九州芸術劇場 芸術文化情報センター
           TEL 093−562−2655

Posted by mt_master at 12:07