Vol.32 2011春号
北九州市門司生まれ。日本が誇る国際的映画監督であり、三島賞受賞作家でもある青山真治氏が初の舞台演出に挑む。
作品は、現代アメリカを代表する劇作家デヴィッド・マメットの最高傑作「グレンギャリー・グレン・ロス」。1983年に初演後、翌年にはピュリッツァー賞に輝き、92年には映画化(邦題「摩天楼を夢見て」)もされた話題作が、青山監督の手でどんな舞台に仕立てられるのか―お話を伺った。
取材・文/重岡美千代 撮影/吉井秀喜(RAD STUFF)
新しいトピックスには事欠かない。
昨年7月、ロンドンの名門ロイヤルコート劇場の若手劇作家プログラムに日本人として初参加。今年1月には、読売演劇賞優秀演出家賞、鶴屋南北戯曲賞を受賞した前川知大氏。
今最も注目される若手演出家率いる劇団「イキウメ」が、代表作「散歩する侵略者」を引っさげて北九州に初上陸する。
取材・文/重岡美千代 撮影/吉井秀喜(RAD STUFF)
「燦然と輝く天与の才」「正確なテクニックと温かいビロードの音色」など、その演奏は世界各地で絶賛され、将来を嘱望されているヴァイオリニスト神尾真由子。2011響シリーズは日本が誇る若きヴィルトゥオーゾの響ホール初登場で華やかに開幕します。
響ホールフェスティバル2011×松原勝也プロデュース
今年の響ホールフェスティヴァルは、ヴァイオリンの名手であり、クラシックの枠にとらわれず様々なジャンルのアーティストと共演を行うなど、クリエーターとしても高く評価されている松原勝也を再びプロデューサーに迎え、西洋音楽のバイブルとも言えるバッハに改めてスポットをあて、次代につなぐ音楽の新たな可能性を探ります。