Vol.42 2013秋号
一作たりとも見逃せない!残り10作品の佳境に挑む蜷川幸雄。
小劇場の俳優からスタートし、演出家から商業演劇の世界へ。さらに海外へと羽ばたき、現代日本を代表する演出家の一人として、世界中から注目を集める存在となった蜷川幸雄氏。77歳を迎えた今なお新たな扉を拓こうとする原動力は何なのか。演出家として、人として。氏は何を想い、その熱を放出し、半世紀以上にわたる演劇人生を歩んできたのだろうか-。
「2013北九州国際音楽祭 オープニング プレミアム ガラ・コンサート」に出演する演奏家を募集するため、18歳~30歳までの若い演奏家たちを対象に、2013年3月17日(日)、18日(月)に東京で、4月5日(金)に北九州でオーディションを開催し、総勢56名がエントリーしました。会場の控室では終始落ち着かない人、リラックスして過ごしている人、譜面を読むことに余念がない人などさまざまでしたが、審査が始まると皆真剣な表情になり、課題曲、自由曲それぞれに若さや才能のきらめく演奏を披露していました。エントリー者のレベルは皆とても高く、審査員は熟考の末、当初の予定を大きく超えて17名の合格者を選定いたしました。合格者たちは「北九州祝祭弦楽合奏団」の一員として、10月6日(日)にいよいよ響ホールのステージに登場します!
世界で活躍する若手日本人アーティストたち
26回目を迎える北九州国際音楽祭のテーマは「未来へのきらめき-躍進する新世代たち-」。今年も国内外のクラシック・シーンを牽引するキラ星たちが続々登場します。その中でも、ますます活躍が期待される若手日本人アーティストについてご紹介します!